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更新日:2025年6月18日

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工業生産指数月報 令和7年4月分(速報)
生産指数は前月比マイナス12.5%と2か月ぶりに低下

2025年06月18日
記者発表資料

生産指数(季節調整済指数)は103.0で前月比12.5%低下し、2か月ぶりに低下した。
前年同月比(原指数)では4.5%低下し、3か月連続して低下した。
出荷指数(季節調整済指数)は100.4で前月比10.0%低下し、2か月ぶりに低下した。
在庫指数(同)は101.7で前月比1.9%上昇し、2か月連続して上昇した。
(2024年年間補正済)

季節調整済指数及び原指数 (令和2年=100)

季節調整済指数及び原指数

工業生産指数の推移

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数(季節調整済指数)は103.0で前月比12.5%低下し、2か月ぶりに低下した。全国の製造工業指数(同)は101.4で前月比1.1%低下した。また、原指数は97.4で前年同月比4.5%低下し、3か月連続して低下した。
業種別にみると、食料品加工機械やフラットパネル・ディスプレイ製造装置などが減少した生産用機械工業(前月比49.4%低下)や、医薬品などが減少した化学工業(同11.6%低下)など15業種が低下した。
また、板ガラスなどが増加した窯業・土石製品工業(前月比7.3%上昇)など5業種が上昇した。

出荷

出荷指数(季節調整済指数)は100.4で前月比10.0%低下し、2か月ぶりに低下した。また、原指数は94.6で前年同月比4.9%低下し、4か月連続して低下した。
業種別にみると、フラットパネル・ディスプレイ製造装置や金型などが減少した生産用機械工業(前月比50.6%低下)や、医薬品などが減少した化学工業(同9.5%低下)など14業種が低下した。
また、軽油などが増加した石油・石炭製品工業(前月比1.2%上昇)など6業種が上昇した。
特殊分類別(財別)にみると、資本財、非耐久消費財、生産財、耐久消費財、建設財とも低下した。

在庫

在庫指数(季節調整済指数)は101.7で前月比1.9%上昇し、2か月連続して上昇した。また、原指数は99.0で前年同月比9.2%上昇し、5か月連続して上昇した。
業種別にみると、レーザダイオードやトランジスタなどが増加した電子部品・デバイス工業(前月比37.4%上昇)や、ガソリンなどが増加した石油・石炭製品工業(同6.6%上昇)など10業種が上昇した。
また、普通トラックなどが減少した輸送機械工業(前月比7.8%低下)など7業種が低下した。

工業生産指数 対前年同月比の推移

対前年同月比の推移

 

主要4業種 工業生産指数の推移

主要4業種の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化(令和2年=100)して示したものです。
詳しくは、Webサイト
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html)をご覧ください。

年間補正処理を行ったため、2024年1月以降の原指数及び季節調整済指数を変更しています。(年間補正とは、前年1年間の数値が出そろった段階でデータの見直しを行い、前年1月までさかのぼって原指数、季節調整済指数を再計算することをいいます。)

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長 長谷川
電話045-312-1121 内線2520

 

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内線:2520

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