初期公開日:2025年7月16日更新日:2025年7月31日

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若者当事者が伝えたい起立性調節障害

 令和6年度の「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」において中高生部門の優秀賞を受賞した提案が以下のとおり実現しました。

部 門: 中高生部門
提案者: 子どもの輪-起立性調節障害を当事者から広める会-
タイトル: 起立性調節障害リーフレット配布~正しい理解で当事者の過ごしやすい未来へ~

実現した提案の具体的な活動について

 起立性調節障害への理解を広め、当事者とその家族が安心して過ごせる社会を実現するため、子どもの輪-起立性調節障害を当事者から広める会-が作成したリーフレットを、発症者が多いとされる中学生を対象に配付しました。

リーフレット 名称 

起立性調節障害を知っていますか?~当事者の私たちが伝えたいこと~
配付先 県内520校に在籍する全中学生 (公立中学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校 私立中学校、中等教育学校、特別支援学校)
配付部数 約23.6万部
配付時期 令和7年6月から7月に順次配付

 

「起立性調節障害を知っていますか?~当事者の私たちが伝えたいこと~」のリーフレットについては、こちら(PDF:2,052KB)からご覧いただけます。

リーフレット表

リーフレット裏

配布したリーフレット 

leaflet4 発行について

 

※ 起立性調節障害とは (リーフレットより抜粋)

主に思春期に好発する、自律神経系の不調からくる身体の病気。循環器系の自律神経機能の調節不全により、脳や全身に必要な血液が行き渡らなくなることで、立ちくらみ、めまい、朝起きられない等といった症状がおこる。軽度の症状も含めると、小学生の約5%中学生の約10%がかかるといわれている。

(参考)提案内容について

提案者  子どもの輪-起立性調節障害を当事者から広める会-
タイトル  起立性調節障害リーフレット配布~正しい理解で当事者の過ごしやすい未来へ~
概 要

 現在、起立性調節障害は小学生の約5%、中学生の約 10~30%の有病率と言われているが、正しく理解されているとは言えず、当事者は辛い思いをしている。

 周囲の理解が進み、当事者等が過ごしやすい社会となるように、起立性調節障害の発症の多い小中学生とその家族や教員を対象として、リーフレットを作成し、配布する。