ホーム > 健康・福祉・子育て > 福祉 > 戦没者遺族・戦傷病者援護 > 「追悼」「継承」ポータルサイト~戦没者・戦災死者を追悼し、平和の尊さを次世代に継承していくために~
初期公開日:2023年1月18日更新日:2025年6月16日
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戦争の悲惨さ、平和の尊さ、命の大切さを、未来を担う次の世代に継承していくことは、我々に課せられた責務です。一方で戦争体験者の高齢化に伴い、本人から体験を聴く機会が減少し、戦争体験や記憶の風化が危惧されます。また、世界では紛争が絶えることがなく、多くの方が苦しんでいます。恒久平和を追求し、戦争の悲惨さや命の大切さを次の世代へ語り継ぐために、追悼施設及び戦争体験を継承する関連サイト等を紹介します。
令和6年7月から9月に実施を予定している県内各市町村による追悼関連行事を一覧にしていますので、以下のファイルからご覧ください。
名称 | 概要 |
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【5月10日】神奈川県戦没者追悼式(神奈川県主催) |
毎年5月10日に本県関係戦没者遺族、来賓等が一堂に会し、本県関係の5万8千余名の戦没者の方々を追悼するとともに、永遠の平和への決意を新たにし、あわせて戦没者遺族援護事業に功績のあった方の表彰を行っています。 |
【8月15日】神奈川県戦没者追悼式(神奈川県遺族会主催) |
毎年8月15日に神奈川県遺族会主催の県戦没者追悼式が県戦没者慰霊堂で開催されています。 |
【8月15日】全国戦没者追悼式(政府主催)
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毎年8月15日に政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開催されています。 |
【11月26日】南方諸地域戦没者追悼式 |
本県では、終戦20周年にあたる昭和40年の11月26日に、沖縄県糸満市摩文仁の丘に「神奈川の塔」を建立して以来、毎年この日に「神奈川の塔」において追悼式を行っています。 |
名称 | 概要 |
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神奈川県戦没者慰霊堂
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昭和27年の対日講和条約の発効を機に、明治以降の戦争における戦没者、戦災死者を追悼するとともに、県民の平和愛好の象徴として建設された。 戦没者及び戦災死者5万8千余名の名簿が納められ、遺族の心のよりどころであるとともに、外苑を散策できるなど平和の森として、地域に開放されている。 (横浜市港南区最戸2丁目19番地1号 上大岡駅から徒歩15分程度) |
かながわ平和祈念館 |
戦後50年の節目にあたる平成7年に従来の附属会館を建て替え、戦争体験を風化させず次世代に伝えるとともに広く県民に親しまれる施設として整備された。 多目的ホールや展示ホール、ビデオルーム、ライブラリーがあり、展示ホールは予約なしで入場が可能となっている。 (横浜市港南区大久保1丁目8番10号 上大岡駅から徒歩10分程度) |
神奈川の塔
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南方諸地域で亡くなられた本県関係40,680名の戦没者を追悼し、平和を願うために、終戦20周年にあたる昭和40年11月26日に、本土唯一の激戦地であり、豊かな海の青と木々の緑が包み込む、沖縄本島摩文仁(まぶに)の丘に建設された。 (沖縄県糸満市摩文仁662-5 沖縄県営平和祈念公園内) |
名称 |
概要 |
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戦争体験を語り継ぐ次世代継承事業 |
戦没者遺族、原爆被爆者、中国帰国者(残留孤児・残留婦人)の方たちを、「語り部」として学校や地域(子ども会、PTA、町内会等)の要請に応じて派遣します。 |
【神奈川県作成動画】 戦争体験等次世代継承ビデオ |
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神奈川県原爆被災者の会作成詩画集 |
神奈川県原爆被災者の会が令和2年4月に発行した詩画集です。 |
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)(国際平和展示室) |
(横浜市栄区小菅ケ谷1–2–1 本郷台駅から徒歩3分) |
名称 |
概要 |
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平和祈念展示資料館 |
さきの大戦における、兵士、戦後強制抑留者および海外からの引揚者の労苦について、国民のより一層の理解を深めてもらうため、様々な実物資料、グラフィック、映像、ジオラマなどを戦争体験のない世代にもわかりやすく展示している。 |
昭和館 |
主に戦没者遺族をはじめとする国民が経験した戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃まで)の国民生活上の労苦についての歴史的資料・情報を収集、保存、展示している。 |
しょうけい館(戦傷病者史料館) |
戦傷病者とそのご家族等の戦中・戦後に体験したさまざまな労苦についての証言・歴史的資料・書籍・情報を収集、保存、展示している。 |
名称 | 概要 |
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沖縄県平和祈念資料館 |
戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝えるため、沖縄戦に至るまでの沖縄の歴史や戦争がなぜ起こったのかなどについて展示している。 |
名称 | 概要、URL |
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国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 |
原爆死没者の尊い犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するとともに、原爆の惨禍に関する全世界の人々の理解を深め、被爆体験を後代に継承することを目的として、被爆地である広島に設置された施設。 |
広島平和記念資料館 |
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介している。 |
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 |
原子爆弾による多くの死没者の犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するために設置された施設。 |
長崎原爆資料館 |
被爆の惨状をはじめ、原爆が投下されるに至った経過、および核兵器開発の歴史、平和希求などストーリー性のある展示を行っている。 |
名称 |
概要 |
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海老名市 |
戦争の体験を風化させることなく、平和の意義を語り継ぐため、海老名市内在住の戦争体験者の講話を配信している。 |
調布市 |
調布市の戦争体験映像記録を配信している。 |
滋賀県平和祈念館 |
滋賀県平和祈念館の過去の展示で紹介した体験談(証言)や収蔵資料、写真を公開している。 |
札幌市平和バーチャル資料館 |
札幌市民から提供を受けた戦争当時のさまざまな資料や証言を展示している。 |
姫路市平和資料館 |
戦争の惨禍と平和の尊さを後世に伝え、平和な社会の発展に寄与するため、空襲に視点を置いた資料館として設立した施設。 |
横浜市史資料室 (写真で見る横浜大空襲) |
写真をはじめとする所蔵資料をより一層ご活用いただくため、「写真でみる横浜大空襲」web版として、デジタル画像をホームページ上で公開している。 |
川崎市平和館 |
常設展示については、およそ10の項目別の展示があり、そこには戦時中の物品の現物等を展示をしている。 |
名称 | 概要 |
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国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑 |
昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑である。この墓苑は日本に持ち帰られたご遺骨において、お名前のわからかない戦没者のご遺骨が納骨室に納めてある「無名戦没者の墓」であるとともに、この墓苑は先の大戦で亡くなられた全戦没者の慰霊追悼のための聖苑である。 |
全国の追悼施設(総務省) |
各都道府県にある追悼施設を掲載している。 |
名称 |
概要 |
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神奈川新聞 |
あの苦難の時代を、神奈川県民はどう乗り越えてきたか。後世が受け継ぐべき教訓とは何か。戦争と平和を考える記事を盛り込んだ特集ページ。 |