ホーム > 産業・働く > 業種別情報 > 介護・福祉サービス業 > 福祉・介護人材の確保の取組み > 次世代リーダー養成塾事業
初期公開日:2025年8月4日更新日:2025年8月4日
ここから本文です。
障害福祉に対して課題意識のある方を対象に、障害福祉分野で魅力ある活動や実践をされている事業所の見学、実践者との対話等の機会を提供し、課題解決に向けた手法やアイデアプランを練り上げること等を後押しすることで、これからの障害福祉の可能性を拓いていく次世代リーダーを全6回のコースで養成します。
―アート、カフェ、ファッション、雑誌の創刊、居場所づくりを通してー“福祉"について、深く、真髄に触れよう
次世代の障害福祉を担うリーダーを養成するため、障害福祉分野の人材育成等に造詣が深い野澤和弘氏(植草学園大学副学長)をファシリテーターとして、障害福祉分野で魅力ある活動や実践をされている各回のゲスト講師の取組や思いから課題解決に向けた手法やアイデア等を学べます。
実施期間 | 令和7年9月から令和8年2月まで(詳細は「年間スケジュール」のとおり) |
募集人数 | 10名 |
参加費 | 無料(会場までの交通費は自己負担になります。) |
その他 | 4回以上参加した方には本事業に参加したことを証明する書類を発行します。 |
障害福祉に課題意識を持つ学生、障害福祉サービス従事者等
次のURL(神奈川県電子申請システム)より、必要事項を入力し、お申込みください。
URL:https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=104739
申込期間:令和7年8月4日(月曜日)から令和7年8月24日(日曜日)まで
※申込多数の場合は、申込み時に記載いただく障害福祉に関して感じている課題意識等の内容等に基づき選考します。
受講決定は8月26日(火曜日)までにご連絡する予定です。
開催日時 | ゲスト講師 | 開催場所 | |
第1回 | 9月2日 (火曜日) 午後 |
馬場 拓也 氏 |
春日台センターセンター (愛甲郡愛川町春日台3丁目6-38) |
第2回 | 10月2日 (木曜日) 午後 |
澤野 亮介 氏 |
駅前かぐや (藤沢市善行1-5-2) |
第3回 | 11月20日 (木曜日) 午後 |
北澤 桃子 氏 |
嬉々!!CREATIVE (平塚市明石町14-8) |
第4回 | 12月18日 (木曜日) 午後 |
御代田 太一 氏 |
横浜・関内周辺会議室 (横浜市) |
第5回 | 1月22日 (木曜日) 午後 |
竹嶋 信洋 氏 |
ベストサポート 各事業所 (千葉県千葉市若葉区等) |
第6回 | 2月28日 (土曜日) 午後 |
野澤 和弘 氏 (植草学園大学 副学長) |
嬉々!!CREATIVE (平塚市明石町14-8) |
※各回、午後2時又は午後3時頃から2、3時間程度を予定しています。
植草学園大学副学長(発達教育学部教授)
野澤 和弘 氏
1959年
静岡県熱海市生まれ
1983年
早稲田大学法学部卒業
毎日新聞入社 津支局、中部報道部(名古屋)、東京社会部、夕刊編集部長 論説委員など歴任。
いじめ、児童虐待、障害者虐待、社会保障、厚生労働省などを担当。
2016年
一般社団法人スローコミュニケーション代表
2019年
毎日新聞退社 毎日新聞客員編集委員就任
ほかに現職として、上智大学非常勤講師、東京大学「障害者のリアルに迫る」ゼミ名誉顧問、社会福祉法人「千楽」副理事長、社会保障審議会障害者部会委員、障害者福祉サービス報酬改定アドバイザーなど
著書として、「弱さを愛せる社会へ〜分断の時代を超える『令和の幸福論』」(中央法規、2023)、「スローコミュニケーション」(一般社団法人スローコミュニケーション、2020)、「障害者のリアル×東大生のリアル」(ぶどう社、2016)、「あの夜、君が泣いたわけ」(中央法規、2010)、「条例のある街」(ぶどう社、2007)など。
社会福祉法人愛川舜寿会 理事長
馬場 拓也 氏
1976年神奈川県生まれ。大学卒業後、外資系アパレル企業で活躍したのち、2010年から現法人に参画。2016年、特別養護老人ホーム「ミノワホーム」の庭を地域開放にする。2018年、日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科修了。2019年、インクルーシブ保育を実践する「カミヤト凸凹保育園」開園。2022年には地域共生文化拠点「春日台センターセンター」、洗濯代行事業「洗濯文化研究所」オープン。著書に「介護業界の人材獲得戦略(2015幻冬舎)」、共著「わたしの身体はままならない(2020河出書房新社)」、「壁を壊すケア(2021岩波書店)」
特定非営利活動法人さんわーくかぐや 駅前かぐや 所長
澤野 亮介 氏
1974年生まれ 神奈川県藤沢市出身 高校時代は、バンドとバイトに明け暮れる。周囲の勧めで何となく介護福祉士養成の専門学校へ進学。勉強嫌いは変わらなかったが、実習先で出会った、障がい当事者やスタッフの人たちと日々が楽しすぎて卒業後は障がい福祉の分野に進む。
1995年から社会福祉法人光友会に勤務。重度障がい者入所施設に介護職として9年間、重度知的障がい者通所施設にサービス管理責任者として13年間勤務。2017年から同法人の経営企画室次長として、TPMをベースとした組織内職場改善活動、人材育成、広報、地域貢献事業を推進。2019年から総括管理部・事務管理部部長として全体運営の運営管理業務に従事。
地域福祉に軸足を移すきっかけになったのは、2016年に相模原市で19人が犠牲になった「津久井やまゆり事件」。かつて共に過ごした仲間たちが否定され怒りと悲しみが溢れた一方で、障害者施設が閉じられた場所になってしまうことに強い危機感を覚える。“顔が見える関係の中で同じ時間の流れを共有する事”こそが、差別や偏見をなくすために大切な要素であり、地域に開いた居場所づくりと関係性の構築に力を注ぎたいと考えるようになる。
2021年から特定非営利法人さんわーくかぐやに勤務。2022年にかぐやの2つ目の拠点として日中一時時支援事業「駅前かぐや」を開設。現在は、同法人の理事・駅前かぐや所長として地域づくりと業務に従事している。
〈その他職経歴〉
平成24年~平成30年度 藤沢市自立支援協議会委員
令和元年~令和2年度 藤沢市障がい者計画・障がい福祉計画検討委員会 副代表
嬉々!!CREATIVE 代表/ジョイン・クリエイティブマネジメント株式会社 代表取締役社長
北澤 桃子 氏
福祉施設管理者を経て「嬉々!!CREATIVE」設立
かながわともいきアート展2024クリエイティブディレクター兼副実行委員長
アートディレクションした主なアイテム:
フェアトレード企業第3世界shop×嬉々!!CREATIVEのチョコレート&コーヒー「Artisanシリーズ」を同社とともにプロデュース。
商品は2025年現在、全国1,000店舗で販売中!
障害者のリアルに迫る東大ゼミ 主任講師
御代田 太一 氏
元救護施設生活支援員、東京大学非常勤講師
1994年、横浜市生まれ。東京大学在学中に「障害者のリアルに迫る東大ゼミ」を通じて、障害や福祉の分野に関心を抱き、新卒で滋賀県の社会福祉法人に就職。ホームレスや刑務所出所者を受け止める“最後のセーフティネット”「救護施設ひのたに園」(滋賀県)にて生活支援員として従事。現在は東京に戻り、福祉従事者で作るZINE『潜福(せんぷく)』の発行など、福祉分野での団体運営・執筆等に携わる。
著書に『よるべない100人のそばに居る。〈救護施設ひのたに園〉とぼく』(河出書房新社)
株式会社ベストサポート 代表取締役
竹嶋 信洋 氏
社会福祉法人千葉市手をつなぐ育成会にて福祉の基礎を学び、平成23年に千葉市若葉区西都賀の地にて独立。事業所運営、相談支援専門員として活動する中、平成28年4月に自治会会長を拝命したところから、「障害のある人もない人も共に暮らす」を掲げ「町づくり」に夢中。4年前から社会的養護のアフターケア事業をスタートさせる。
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部地域福祉課です。