初期公開日:2024年6月7日更新日:2026年4月1日

ここから本文です。

校長あいさつ

産業技術短期大学校校長からのあいさつ

 

 本校は厚生労働省所管の職業訓練を担う短期大学校として、1995年に神奈川県によって設立されました。以来、「高い技能と技術、そして学識を持つ、創造性豊かな実践技術者」の育成を教育理念とし、地域社会や産業界の発展に貢献する人材の輩出に努めてきました。これまでに4,000名を超える卒業生が巣立ち、それぞれの分野で日本のものづくりを支えています。

 近年、デジタル技術の急速な進化によって、産業構造は大きな変化の中にあります。新しい時代に適応した産業人材を育成し、社会へ輩出することが強く求められています。人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、ロボティクス、そしてデータサイエンスの進化は、ものづくりの世界を根底から変え、人と技術が融合する新しい価値創造が求められる時代へ移行しています。いまや「ものづくり」は単なる製造の域を超え、創造性とデジタル技術の融合によってグローバルな競争力を持つ産業へと進化しています。本校では、こうした時代に対応するため、産業の現場で即戦力となる人材を育成すべく、産業構造に沿った教育や実習プログラムを展開しています。

 本校では、「機械システムデザイン」「制御システム」「エレクトロニクスIT」「トータルデザイン」「ITエンジニア」の5コースを構成に、学生一人ひとりがものづくりの基礎から最新技術までを体系的に学ぶことができます。一人一台の実習設備と少人数制のきめ細やかな指導を活用し、短期間で高度な知識と技術を習得できる環境づくりを進めています。また、資格取得や各種競技会への参加だけでなく、地域や企業との連携プログラムを通じて、実践力を養う場を広げています。ものづくり分野での活躍を志す女子学生の比率が高いことや、外国人留学生の積極的な受け入れも本校の特色のひとつで、時代が求める多様性に根ざした人材育成を行っています。

 進学を希望する修了生には、職業能力開発大学校の応用課程への進学や4年制大学への編入という道も広がっており、次のステップに向けたバックアップも充実しています。本校で学んだ実践技術や知識が、学生の未来に力を与える大きな財産となることを心より願っています。

 これからものづくりを学ぶ多くの皆さんが本校で学び、新しい時代の産業人材として活躍することを心から期待しています。

校長 工藤 伸弘