ホーム > くらし・安全・環境 > 防災と安全 > 防災・消防 > 砂防・地すべり・急傾斜地について > かながわの砂防事業100周年記念イベント
初期公開日:2025年10月14日更新日:2025年12月12日
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本県の砂防事業は、大正12年(1923年)の関東大震災を契機に、大正13年(1924年)に酒匂川水系、相模川水系などで、砂防指定地が指定され、大正14年(1925年)、国直轄砂防事業で砂防堰堤が整備されたのが始まりです。
令和7年(2025年)は、着手から100周年を迎え、新たな1世紀のスタートの年に当たります。
100年に亘り本県の社会・経済を支え続けてきた砂防堰堤などの施設や、過去の災害の歴史などを再確認し、苦労の上で砂防堰堤などを整備してきた先人達に敬意を表するとともに、山間において人目に触れず、今もなお土砂災害防止の機能を有し続けている砂防堰堤などを改めて世に紹介し、これからの100年も土砂災害防止のための対策や、砂防堰堤などの施設が、その機能を維持し続ける重要性などについて、地域住民の皆様や、今後、土木関係事業を担う若手技術者の皆様に語り継ぎ、砂防事業の普及発達に資することを目的として本イベントを実施しました。
イベント概要
講演会は、次のとおり開催しました。地域の皆様を含め、多くの方々に、ご来場いただきました。
本講演会・同時開催パネル展の開催につきましては、関係する皆様、ご参加いただいた皆様の多大なるご理解、ご協力の下、おかげをもちまして、無事に開催することができました。略儀ながら改めてお礼申し上げます。
日時:令和7年11月21日(金曜日)13時30分から17時まで(開場13時)
会場:神奈川県足柄上合同庁舎(足柄上郡開成町吉田島2489-2) 5階大会議室
来場者数:
主なプログラム:
開会あいさつ 加藤 修平氏(神奈川県治水砂防協会会長、南足柄市長)
テーマ「今後の砂防行政の取組について」椎葉 秀作氏(国土交通省砂防部砂防計画課長)
テーマ「砂防の歩み~、そして・・・」岡本 正男氏((一社)全国治水砂防協会副会長)
テーマ「関東地方の歴史的大規模土砂災害」井上 公夫氏((一財)砂防フロンティア整備推進機構専門研究員)
テーマ「砂防と私」網倉 孝氏(神奈川県砂防ボランティア協会会長)





主催者等:神奈川県県土整備局河川下水道部砂防課・神奈川県治水砂防協会 共催
かながわの砂防事業100周年記念講演会会場の隣室で、大正14年(1925年)に完成した堰堤たちの今の貴重な資料や関東大震災の当時の被災写真などをパネルにして展示しました。【開催終了】

本講演会をご聴講いただき、アンケート調査にご協力いただいた方には「砂防ダムカード」を配布しました。今後の配布については、決まりましたらホームページでお知らせします。
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部砂防課です。